感染症予防に貢献:クラウド型温湿度ロガー開発キット~AWSを使って、温湿度情報の活用により、感染予防、農業等に貢献~
1. はじめに
スペクトラム・テクノロジー株式会社は、「クラウド型温湿度ロガー開発キット」を販売開始しました。本キットは、RaspberryPi3B+と温湿度センサ(BME280)から構成され、Pythonのプログラムで動作します。AWS IoTを活用してDynamoDBにデータを自動記録し、リアルタイムにグラフ表示もできます。また、プラットフォームに、クラウドを使用することで、コスト、期間を含めて最適な構成となります。WiFi環境があれば直ぐに利用可能です。
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2.商品紹介
(1)目的
温湿度情報は、あらゆる分野に活用できる基本情報となります。今回、温湿度センサを使い、絶対湿度、露点温度を自動計算し、その情報をAWSのクラウドに格納し、リアルタイム表示、CSV提供、メール通知等活用できます。 本キットにより、感染予防、空調、農業等に貢献します。2020年12月末まで購入のお客様には、絶対湿度により、Lineに乾燥警報を通知するプログラムを無料で提供します。
(2)商品内容
クラウド型温湿度ロガー開発キット本体
内訳
・温湿度センサ(BME280)
・Raspberry Pi 3 model B+
・ケース(白、黒、透明から選択できます)
・microSD 32GB
・マニュアル、プログラム(python)
(3)特徴
A.温湿度情報を自動測定、自動記録
温湿度、気圧、絶対湿度、露点温度を、自動的に計測します。その結果をAWSのIoTを使って自動でDynamoDBに記録します。絶対湿度の閾値を設定し、感染危険通知を簡単に行うことができます。CSV抽出、リアルタイム表示も可能です。
B.応用が可能
Pythonで作成したプログラムを再利用して、他のセンサと組み合わせたり、計測周期を変えたり、自由にカスタマイズできます。換気センサ、雷センサなど他のセンサとの連携も可能です。
C.小型で簡単な設定で直ぐに利用
WiFi,AWS接続情報を入力するだけで直ぐに利用できます。お客様で準備するものはWiFi環境だけです。クラウド型で感染予防期間のみの利用もできます。
D.安心サポート
安心なマニュアルと14日間の無料サポートを行います。Linux,Pythonがはじめての方も安心です。
(4)温湿度開発プログラム(python3)
A.AWS IOT接続用MQTT、センサ情報収集プログラム
AWS IoTに接続するためのMQTTプログラム及び温湿度センサ情報収集プログラムを提供します。CSV抽出プログラムも提供します。外部のサイトでリアルタイムに情報を表示します。
B.温湿度センサ単体試験プログラム
BME280単体試験用プログラムも提供します。
C.他センサと同時利用可能
既に販売中の熱中症、換気警報キットと組み合わせて同時利用が可能です。同時利用の場合は、オプションのブレッドボード・キットをお求めください。
(5)お勧めの方
・感染症予防をお考えの方
・病院、高齢者施設、職場、学校、農業などで温湿度管理をお考えの方
・AWSを使ったIoT開発を初めて行う方
(6)利用するために必要なスキル
・Linux,Pythonの基礎的な知識(初心者の方でも簡単に設定できます)。
・AWSの知識は必要ありません。
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
https://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上
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