AWS IoTを使ったUPS電源開発キット~ソーラーパネル+ポータブル電源を使ってUPS電源化し、自宅のパソコンで常用、CO2排出削減に貢献~
1.はじめに
スペクトラム・テクノロジー株式会社は、「AWS IoTを使ったUPS電源開発キット」を本日発売しました。本キットは、電圧・電流センサとRaspberryPiを使い、ポータブル電源のバッテリ電圧を監視し、低下した場合に、事前にパソコンへシャットダウン信号を送り、安全に停止させます。バッテリ電圧・電流等は、常時AWS IoT側に送信し、リアルタイムにグラフ表示します。
昼間のピーク電力を抑え、ソーラパネルで充電することにより、Co2排出量を削減できます。
弊社試算で、家庭内の3%(80kg co2)のCo2排出量を削減し、電気代:4550円/年削減。学校における環境問題の学習教材、企業におけるCO2削減策のひとつてして提供
https://spectrum-tech.co.jp/products/ups.html
2.製品紹介
A)目的
2050年にカーボンニュートラルにすることを政府が宣言し、2019年の温室効果ガス排出量(12億トン)のうち、再エネ率は18%。2030年に再エネ率を38%まで引き上げます。
今回、家庭などで使用しているパソコンなどのCo2排出量を削減するために、ポータブル電源(500wh)とソーラパネル(120w)を活用し、UPS(Uninterruptible Power Supply)電源化し、パソコンに利用できる開発キットを提供します。
B)特徴
(1)環境問題の具体的取組事例
CO2削減は、世界的な問題として企業、学校、個人がそれぞれ取り組み必要があります。今回パソコンの電源をソーラパネルとポータブル電源を使った事例として提供。環境問題を考えるきっかけを提供
(2)バッテリの可視化とUPS電源化を提供
パソコンの電源として使用バッテリ電圧、電流を常時AWS IoTで監視し、リアルタイムでする表示するとともに、パッテリ電圧低下時、パソコンにシャットダウン信号を送信し、UPS電源として動作。
(3)パソコンの使用電力量も可視化
オプションの電力計キット(CTセンサ)を使用すると、AC100Vの電力量をリアルタイムに可視化し、時間電力量、電気代も把握。CO2削減量を実感できます。
(4)安心サポート
安心なマニュアルと14日間の無料サポートを行います。AWS IoT、Linux、Pythonはじめての方も安心です。
UPS電源開発プログラム
(1)バッテリ電圧常時監視、UPS化プログラム
直流電圧・電流センサ(INA219)でポータブル電源のバッテリ電圧を10秒毎にAWS IoTに送信し、DynamoDBに蓄積し、リアルタイムで表示。UPSの基本機能であるバッテリ電圧が閾値以下になると、使用しているパソコン(Windows又はubuntu)にシャットダウン信号を送信し、安全に停止。
(2)パソコン使用電力量プログラム(オプション)
オプションの電力計キット(CTセンサ)を使用すると、パソコンで使用するAC100Vの電力量をリアルタイムに可視化し、時間電力量、電気代も把握。
(3)単体試験、シャットダウン・プログラム
UPS化のバッテリ電圧測定用単体試験プログラムの提供。Windows及びUbuntu用シャットダウンプログラムの提供。
C)お勧めの方
・環境問題に取り組むの方
・学校における環境問題の学習教材
・企業におけるCO2削減策を検討の方
・ピーク電力の削減、雷害対策を検討の方
D)利用するために必要なスキル
・python, linuxの基礎的な知識(初心者の方でも簡単に設定できます)
・AWSの知識は必要ありません。今回の利用で習得できます。
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
https://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales1@spectrum-tech.co.jp
担当:村上
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