無線LANのチャンネル干渉調査(2.4GHz)

1.はじめに

 無線LANの2.4GHz帯は、同時に使用できるチャンネルは3チャンネルしかありません。CH1,CH6,CH11です。3CHしかないところに、公衆無線LAN, 企業、家庭、公共機関がそれぞれバラバラに導入して、完全に無法地帯です。どこで使ってもチャンネル干渉が発生しております。同じチャンネルを複数のアクセスポイントが使う状態です。

 そのため干渉波は雑音と同じになり、伝送速度が低下します。専門的に言うとC/Nが低下した状態です。今回、どれ位低下するのか試験しました。

2.結果

 ・チャンネル干渉を受けない状態の時の伝送速度:26Mbps

 ・チャンネル干渉がある場合の伝送速度:20Mpbs(約25%の速度低下)

 ・試験環境:回線:フレッツ光 マンション VDSL、ISP:ぷらら、埼玉、

  無線LAN:CH1(干渉なし)、CH6(干渉あり)、20MHz,11n、117Mbps

 ・干渉レベル:-65dBm、信号レベル:-30dBm

3.対策

 ・干渉対策は、干渉を受けないチャンネルに変更する。但し、ほとんどのAPが自動チャンネル設定しているのでいたちごっこ。

 ・5GHzに変更する。11aは、帯域が4倍あり、空いている状態。但し、PCなどの端末が対応していない場合がありますので注意が必要。

 ・電波は、公共財なので、節度を持ち、ルールを守って運用して欲しい。

   1.周波数帯域は、20MHzとする。40MHzを2.4GHz帯で使うと、車線はみ出す車と同じです。20MHzでも300Mbpsでます。

   2.チャンネルは、指定のものを使う。CH1,CH6,CH11のみを使用する。自動設定は使わない。車線はみ出しと同じです。


チャンネル干渉がある場合の動画

チャンネル干渉がない場合の動画

4.問合せ先

 無線LANの専門調査会社であるスペクトラム・テクノロジー社による電波調査です。今回は、無線AP同士のチャンネル干渉の調査です。CH1で干渉がない場合は、26Mbpsの伝送速度でした。自社所有の測定器で、無線歴35年によりトラブル対応力No.1を目指します。是非電波調査、電波診断は、ご用命ください。

スペクトラム・テクノロジー株式会社

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担当:村上

Spectrum Technology

無線の可視化により、快適な無線LAN(WiFi)、M2M環境を提供します。電波診断、セキュリティ診断による現状把握と対策を提供します。自社保有の測定ツールと無線歴35年により無線LANのトラブル対応力No.1を目指します。