#知床遊覧船事故、#アマチュア無線 を使用、#電波法違反。健全化を願う

1. はじめに

 知床遊覧船で犠牲になられた方に、心よりお悔やみ申し上げます。また、不明の方の至急の救助をお願いします。本事故で安全管理の問題などがかなり明るみに出てます。無線の専門家として、アマチュア無線の使用などについてコメントします。


2.海上通信の仕組み

(1)通信方法

 ・現在は、国際VHF、インマルサットなどの衛星電話が主流になっています。

 ・漁船などは、各エリア毎に27MHz、40MHzで漁業用の無線の仕組みがあります。

 ・プレジャボートは、27MHz、国際VHFの一部を使っています。

(2)海上通信の目的

 ・緊急通報、船舶の位置情報、海岸局との通信

(3)知床の通信

 ・漁業用は、漁業用の27MHz帯の海岸局と各漁船が免許取得

 ・観光用に、27MHz帯の海岸局と船舶間(道東観光開発株式会社)

3.知床遊覧船の課題

 ・プレジャボート用の無線局の免許を取得していない。:お金かかります。

 ・アマチュア無線で代行した。目的外通信で処罰の対象

4.今後の動向

 ・特にプレジャボートなどの小型船舶などの通信設備を厳格化、義務化

 ・アマチュア無線を業務で使っているものの取り締まり強化:トラックもVHFでかなり使っている。

5.問い合わせ先

当社の強み

・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。

・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。

・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。

スペクトラム・テクノロジー株式会社

https://spectrum-tech.co.jp

電話:04-2990-8881

email:sales@spectrum-tech.co.jp

担当:村上



Spectrum Technology

無線の可視化により、快適な無線LAN(WiFi)、M2M環境を提供します。電波診断、セキュリティ診断による現状把握と対策を提供します。自社保有の測定ツールと無線歴35年により無線LANのトラブル対応力No.1を目指します。