awsサミット東京2018模様

1.はじめに

 本日、最終日のAWSサミットに参加。飛天の間が満席。25,000人の応募があったらしい。以下に内容を報告します。弊社のaws iOT開発キットも参照ください。

https://spectrum-tech.co.jp/products/aws_iot.html

2.内容

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AWSサミットTokyo 2018模様

1.日時:2018年6月1日 10;00-11:30

2.場所:新高輪プリンス パミール

3.内容

(1)AWS現状 VP Adrian

・2017売上:210億$、対前年+49%の伸び、百万カスタマ

・IT部門以外の人が使っている

・coding用のツールとしてCloud9(eclipseと同じようなもの)を提供

(2)ML

・Amazon Sage MakerをMLとして提供

ー日本発のChainerをサポート

ーレコメン、在庫管理、分類、スポーツ、Amazongoなどで使われる

ーGoogleのTensorflowもサポート??

・Dely社 大竹さんが事例紹介

ーKurashiru(レシピ提案)、1000万DLで使用

ーパーソナライズ出来ていなかった。

ーSage Makerを使って、クラスタリング、協調フィルタリング、コンテンツ最適化

ートレーニングにも使える、API連携が簡単、ML経験者でなくても使える??

(3)Databese Migration

・73、000のユーザを、オンプレミスからクラウドに移行させた

・Amazon Auroraが威力を発揮(MySQL,Psogreから移行)

・複数のDCにマスタを分散させて置くことができる。

・Databaseの移行テストである時間に巻き戻しができる。

・リクルートテクノロジー 高岡さんが事例紹介

ーログ分析などで利用、サイトアクセスで位置情報を入れて、PowerBIで

 トラヒックを表示させるなどに使用

ー昨日Quick sightが東京Rにリリースされたので、1日でデモ作成。

(PowerBIと同じ)

(4)Well Architect

・サーバなどのサイジングを自動で行ってくれるAWSサービス

・ユーザはサーバ管理から解放され、アプリに注力

・エイチーム 常深さんが事例紹介

ーエイチームは、自転車ECサイトのCyma、Qiita、引っ越し侍を提供

ーAWSでバックアップ、監視などを実施してもらい、ダウンタイムが少なくなる。

ーサーバ管理で浮いた時間をユーザ分析(Sage)を行った

(5)セキュリティ&コンプライアンス

・クラウド内は暗号化(KMI)で実施

・サーバ証明書は、自動でAWSが更新してくれる。

・ソニーの野田さんが事例紹介

ーPS4のプラットホームで2年前からAWSを使用。全部ではないと思われる。

ーPSNはユーザ8000万人(有料:3400万人)

ーサーバーレス部分(Lambda)は、ボトムアップで使い、コンテナは、トップダウンで利用

4.感想

・AWSの独り勝ちか、本セミナへの応募は25,000人と莫大。

・AIはMS,GCPが先行

・個人的にAWS IoTを使ったが1週間で簡単に利用できる。無料枠があるので、みんな使うと思われる。

以上


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