ドローン飛行に伴う電波調査:お客様無線LANの干渉防止、墜落事故防止に貢献
1.はじめに
スペクトラム・テクノロジー株式会社は、ドローン飛行に伴う電波調査サービスを開始します。お客様無線LANの干渉防止、墜落事故防止に貢献します。今後、ドローンは、物流、監視、防犯など都市部で使用することになります。ドローンは、2.4GHzを使用しており、既存の無線LANと電波干渉が発生します。飛行前、飛行時に電波調査を行い、ドローンを安全に飛行させ、既存の無線LANへの影響を防止することが重要になります。特に、工場などで無線LANを業務に使用している方にお勧めします。また、920MHz、5.7GHzなどの他の周波数帯の調査も個別に対応可能です。
https://spectrum-tech.co.jp/service/drone_survey.html
2.内容
(1)特徴
①ドローン飛行前後の無線LANのヒートマップ、干渉の可視化
業界標準のAirmagnetを使用して、ドローン飛行前、飛行時によるヒートマップ作成、電波干渉を可視化します。
②周辺無線LANの一覧とドローンによる影響
ドローンが飛行する場所の周辺の無線アクセスポイントのSSID,MACアドレス、速度、使用チャンネルの一覧とドローン飛行時の影響度を明示します。
③お客様独自飛行禁止区域の設定
無線LANを重要な業務に使用しているエリアを、上記①、②の調査に基づきお客様独自の飛行禁止区域を設定します。
④ドローンのWiFiパケット分析による墜落事故防止
ドローン機体、送信機、スマホ間のWiFiパケットを詳細に分析し、再送、回線使用率、受信レベルなどを可視化することにより、現地における機体と送信機間の距離制限を設定し、墜落事故を防止します。
(2)サービス提供エリア
日本全国(東京、埼玉以外は、別途交通費がかかります)
(3)特にお勧めするお客様
・工場などでドローンの活用を予定しているお客様
・市街地などの規制区域での飛行を計画しているお客様
・ドローン機体、送信機間の最長通信距離を知りたいドローン事業者の方
(4)電波調査による効果
①お客様無線LANへの電波干渉軽減
被害事例としては、国交省には報告されていませんが、2.4GHz帯は業務使われており、弊社の計算では、ドローン機体及び送信機を無線アクセスポイントから500m離して飛行する必要があります。お客様の既存の無線LANへの影響を軽減できます。
②通信不能による墜落、紛失防止
国交省の事故報告によると、ドローンの機体と送信機間で通信不能になり、墜落、紛失が5件発生しています(2018年度:事故全体37件のうち)。事前に飛行経路の調査、ドローン機体と送信機間の最大距離を測定することにより事故を未然に防止できます。
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
https://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
line@のid; @htr2462r
担当:村上
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