千疋屋さんのブランド経営講話:2月6日
1.はじめに
地元の商工会議所主催でタイトルの講演がありました。3つの千疋屋さんがあることや、越谷が発祥の地など面白い、ためになる話が一杯でした。内容を記載します。
2.内容
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.日時:平成31年2月6日(水)14:00-15:40
2.場所:所沢商工会議所 3F
3.内容
(1)タイトル:千疋屋のブランド経営
(2)講演者:千疋屋総本店 大島さん
(3)詳細
・歴史
・創業:1834年、現在の越谷レイクタウン付近、千疋村。地名から屋号は由来
・弁蔵様が元は道場経営していたが、幕末近くで経営難で、千疋村の近くでとれた果物を
江戸に船で輸送し、露天商で商売。
・場所は、吉原(初期、人形町)の入り口にあたる親父橋で旦那相手の商売
・2代目は、文蔵さんで、妻のむらさんが、有名料亭でお茶を外国人等のサービスしており
そのコネで有名料亭に、果物を納入した。それを契機に、高級化とギフト化。
・3代目、海外からのドライフルーツなどを販売、ギフト化、フルーツパーラ、フルーツバスケットなど日本初
・フルーツ商品券も販売(5万円相当)
・ブランド経営
・2001年に現6代目、大島さんが社長へ、リバイバルプランを作成し、ブランド再構築
・女性から支持、高級、本物(保証書付き)などの強み
・課題は、古臭い、若者の支持なし、デザイン、コミュニケーションが下手
・守るべきもの:果物、品質、日本橋の地名、高いロイヤルティ
・変えたもの:高級からワンランク上の豊かさ(手が届く)
・広報、パッケージ、風評(口コミ)、ロゴ変更(内部から大反対)
・よかったこと:言葉でコンセプトを宣言、社員教育、お客様にも宣言
・新木場に物流倉庫、ECチーム
・店是:1客、2店、3己
・家訓:おごることなかれ、あせることなかれ、欲張ることなかれ
・3社で共同宣言
・千疋屋総本店、京橋千疋屋、銀座千疋屋(のれん分け、完全別会社)で2008年共同宣言
・食品の偽装、事故が多発した時期で、危機感。お客様はひとつの千疋屋として見ている
・サービス、品質を相互チェック。四半期に1回、各部門ごとで会議。
ーーーーーーー
・2018年10月:シアトルのAmazonGo視察
・入室は、QRコード(Go APPをダウンロードして登録)
・天井カメラで多方面でチェック
・間違いはあるらしいが、万引きの比より低い。
ーーーーーー
・販売士の勧め:日本販売士協会の会長をしている。
・販売、接客などを習得できる。年2回の試験。
・社員には推奨して、3級の資格がないと店長になれない。
以上
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
https://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上
0コメント