CEATEC ５Ｇ講演を聞いて：10/16　携帯４社トップ登壇

１．はじめに

　昨日、幕張で５Ｇの講演がありました。来年６月に５Ｇ商用サービスが開始します。韓国、ＵＳ，ヨーロッパは２０１９年４月からサービス開始して遅れてとなりますが、その全体が明らかになりました。大勢の人が参加しておりました。内容を参考にしてビジネスに役立ててください。

https://www.ceatec.com/ja/

２．内容

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１．日時：２０１９年１０月１６日（水）１０：００－１６：００

２．場所：幕張

３．内容

（１）５Ｇ基調講演

・京大　吉田さん　５Ｇ　ＭＦの座長

・１９８０年から１０年ごとで世代が進化し、２０２０年に５Ｇ

・韓国、ヨーロッパ、アメリカが２０１９年４月からサービス開始して先行。

・日本が巻きかえすかどうかは、品質とサービス内容による。

・５Ｇの技術的特徴；大容量：１０Ｇｂｐｓ（２０２２年以降、５Ｇ　ＳＡが出て）

　　低遅延：数ｍｓ

　　多数同時接続：１百万台／ｋ㎡当たり（５Ｇ　ＳＡが出て）

・周波数：３．７Ｇ，４．５Ｇ（６００ＭＨｚ帯域、ドコモ、ＫＤＤＩが２００Ｍ、ＳＢ，楽天が１００Ｍ）

２８ＧＨｚ（最大２．５ＧＨｚ、４社が４００ＭＨｚづつ、あとはローカル５Ｇ）

・投資額：ドコモ：８０００億円、ＫＤＤＩ：５０００億円、ＳＢ，楽天：２０００億円

・２０２０年春（６月？）：商用サービス開始。ＲＷＣでプレサービス開始中

（２）ドコモ

・吉澤さん

・コンシューマ向けとビジネス向け（共創が必要）がある。

・５Ｇ導入意義：生産性向上、サービス創出、ＵＩ／ＵＸ改善

支えるもの：５Ｇ、ＡＩ，ＩｏＴ，ｘＲ

・ＲＷＣ：９／２０　プレサービス開始。主にスタジアム、４０拠点

・２０２０年６月：各都道府県で少なくとも１局

・２０２１年６月：１万局、最終２０２２？：２．６万局

・ベンダクロスでネットワーク構築：無線関係は、Ｎ、Ｆ，Ｎｏｋｉａ

・仮想化率は、４０％

・デバイス：当初はスマホ、ウエアラブル、Ｈｅａｒａｂｌｅ，ＡＲ、カメラなど

・Ｄａｙ１からネットワークだけでなく、サービス、ソリューションを提供したい。

（３）ＫＤＤＩ

・高橋さん

・３Ｇ：メール、４Ｇ：ｉｐｈｏｎｅスマホ、５Ｇ：キラーは模索中

・おもしろいほうの未来：キャッチフレーズ

・ｕｎｌｉｍｉｔｅｄ（使い放題）

・Ａｕｇｍｅｔ（拡張）、最初のＡｕをかけている

・スポーツ、街、エンタメ

・取組；大学スポーツ協会と連携：野球の球にセンサを入れ、回転数など測れる

渋谷の街でＡＲ，ＶＲ

ドローンレースｘ５Ｇ：１１／２モーターショーで実施

どこでもドア：ＶＲ

ラボを虎ノ門に作り、共創

（４）ＳＢ

・宮川さん（ＶＰ，ＣＴＯ）

・５Ｇは人からモノヘ、インダストリーツール

・２０２１年に９０％人口カバー率、最も重要は、全エリアをカバーしないとＩｏＴができない

・２０２２年：５Ｇ　ＳＡで本格サービス、５Ｇ　ＮＳＡだと２Ｇｂｐｓしかでない

・隊列トラック運行（車ー車通信）

・バスケットボール、Ｆｕｊｉ　Ｒｏｃｋなどもサポート

・産業用のデバイスが重要（スマホ以外）

（５）楽天

・山田さん

・１０／１から４Ｇを限定ユーザでサービス開始。５０００人

・無線ユニット以外は、仮想化（汎用サーバでソフトで動かす；世界初）

・５Ｇは視野に入っており、無線ユニットの追加と小規模なソフト追加で対応

・ＥＣ，スポーツ、ゲーム、地方創生

・２０２０年６月に５Ｇ開始予定

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ＭＭ総研の人がモデレータで、４社の人にインタビュー

・５Ｇで何が変わるのか？

バーチャルとリアルの融合、遠隔利用も加速（Ｄ）

エッジコンピューティングが重要（Ｒ）

回線課金からサービス課金へ（Ｓ）

ビジネス向けのＩｏＴに期待（Ｋ）

サービスを作るのは、ネットワーク側でなく企業側（Ｓ）

・キャリア間の競争と協業

サービスは競争、田舎のエリアは協業も（特にアンテナへの相乗り）

４Ｇ；１０万局／各キャリアがあり日本の高品質を保った。アメリカは５万局しかない（国土は２０倍）

・国際競争力

デバイスは遅れている。サービスとして輸出できれば（ＭａａＳ）

モバイルのＡＷＳ化して輸出したい（Ｒ）

・料金

デバイスは当初高いので、思い切った割引で普及させることが必要、ＫＴは４Ｇより５Ｇを安くして３百万端末普及

端末と回線の切り離したのをどこかで見直し？

５Ｇはサービスとの融合料金になるだろう（Ｄ）

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３．問い合わせ先

当社の強み

・無線ＬＡＮの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線ＬＡＮの専門性を強みとしております。

・無線歴３５年、ＳＩ歴２５年の専門家が対応します。

・自社所有の測定ツール（Ｌｉｎｕｘ，スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール）により迅速に対応します。

スペクトラム・テクノロジー株式会社

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電話：04-2990-8881

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担当：村上