はじめてのLiDAR開発キット:LiDARと回転台により、自動運転から3Dスキャナまでの基礎をマスター、体験

1.はじめに

 スペクトラム・テクノロジー株式会社は、「はじめてのLiDAR開発キット」を販売開始します。本キットは、RaspberryPi4BとLiDAR(TFmini-S)、回転台(Pi用HAT)から構成され、Pythonのプログラムで動作します。LiDAR単体から3Dスキャナとして動作します。取得した点群データ(PCD:point cloud data)からMeshlabを使ってメッシュデータに加工し、3Dプリンタに出力することも可能です。基礎から応用まで活用できます。

https://spectrum-tech.co.jp/products/lidar.html

2.内容

(1)目的

 LiDAR( light detection and ranging :ライダー)は、赤外線レーザを使って反射の強さ(Time of flight)で距離を測定し、高い分解能により3Dイメージを取得することができます。今後、自動運転、測量、ロボット、3Dスキャナなど数多くの用途に利用されます。今回、12mまで測定できるLiDARと180度までの回転台により、3Dスキャナとして動作する開発キットを、安価に提供し、その基礎を修得、体験することができます。

今後LiDARを開発・導入予定の企業、学校などにお勧めします。

(2)商品

LiDAR開発キット本体

 ・Raspberry Pi 4 model B

 ・LiDAR(TFmini-S)

 ・回転台

 ・ケース(白、黒、透明から選択できます)

 ・microSD 32GB

 ・マニュアル、プログラム(python)

(3)特徴

 A.初心者でも、すぐに利用

 LiDARを初めての方、Linux、Python初心者の方も、すぐにLiDARを使って距離を測定し、その基礎を修得することができます。今回は12mまでの距離に対応します。

 B.3Dスキャナとして活用

 3Dスキャナは、通常数百万円と高価ですが、安価に利用できます。回転台を動作させるプログラムにより簡単に3Dイメージを取得でき、体験できます。Piカメラをオプションで取付可能。

 C.3Dプリンタ用にデータ加工

 3Dスキャナで取得した点群データ(PCD:point cloud data)からMeshlabを使ってメッシュデータに加工し、3Dプリンタに出力することも可能です。

 D.安心サポート

 安心なマニュアルと14日間の無料サポートを行います。Linux,Pythonがはじめての方も安心です。

(4)LiDAR開発プログラム

 A.3Dスキャナ・プログラム

 垂直、水平方向に180度まで動作する回転台とLiDARによる距離測定(12mまで)を組合わせて3Dスキャナとして動作するプログラムを提供。グラフ表示、PCDを出力します。測定範囲、測定間隔角度は、自由に設定できます。

 B.LiDAR、回転台単体試験プログラム

 LiDAR単体試験、回転台単体試験プログラムをそれぞれ提供します。

 C.Meshlabによる3Dプリンタ用にデータ加工

 3Dスキャナで取得した点群データからMeshlabを使ってメッシュデータに加工し、ply形式で出力します。3Dプリンタに出力することも可能。

(5)お勧めの方

・LiDARを開発・導入予定の企業、学校の方

・3Dスキャナ、点群データ、メッシュデータなどを習得したい方

(6)利用するために必要なスキル

・Linux,Pythonの基礎的な知識(Pythonは、弊社別売りのAIプログラム学習キットで習得できます。)

・3Dスキャナ、LiDARのスキルは必要ありません。今回の利用で習得できます


3.問い合わせ先

当社の強み

・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。

・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。

・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。

スペクトラム・テクノロジー株式会社

https://spectrum-tech.co.jp

電話:04-2990-8881

email:sales@spectrum-tech.co.jp

担当:村上


Spectrum Technology

無線の可視化により、快適な無線LAN(WiFi)、M2M環境を提供します。電波診断、セキュリティ診断による現状把握と対策を提供します。自社保有の測定ツールと無線歴35年により無線LANのトラブル対応力No.1を目指します。