Huaweiの5G取組:インタロップ基調講演:6/14

1.はじめに

 本日午前中のHuaweiの5G取組を聞いてきました。いろいろ各国が制裁加えてますが、フルラインで製品を持ち、ヨーロッパ、中東で10万基地局の実績を考えるととめられない。また、ローカル5Gなど面白い話を聞かせて頂きました。

2.内容

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1.Huaweiの5G取組

2.日時:2019年6月14日(金)10:30-11:15

3.場所:幕張

4.講演者:Huawei日本、赤田さん

5.内容

(1)5Gの現状

・2019 4月3日:韓国、Verizonでサービス開始

5月UK,スイスの一部キャリアで開始

日本と中国は今年開始予定

・韓国:既に26万加入、今年末には、90%エリアカバー、6万基地局(Huawei提供)

・UK(BTの子会社のEE)のテスト:600Mbpsの平均スピード(Huawei提供)

・5Gの特徴:ビームフォーミング、MassiveMiMo(64T64R)

4Gは、8T8RのMiMo、アンテナの技術

高速(1Gbps)、低遅延(1ms以下)、多数接続が特徴

・5Gの基地局構築:2人で2H(韓国の例)、BATTを付加して、商用電源と光接続

・韓国でのサービス:AR、VR、放送(ゴルフ、野球、オンデマンドTV)などの映像系

・Huawei:10万基地局出荷(中東、ヨーロッパ、韓国:5/10現在)

・各国のセキュリティ対策:UK(ソースコードも全てチェック、一番厳しい)、ドイツ(ソースコード)

韓国(一番ゆるい)の状態

(2)ローカル/プライベート5G

・5Gを工場などでローカルに使ったり、5Gをブリッジに使ったりする。用途が広がる

・プライベートIPアドレスのような、NPN(non public network)、IMSIなどを付与

・各国のローカル5G用周波数

ードイツ:3.7-3.8GHz

ーUK:3.8-4.2GHz

ー日本:28.2-28.3GHz(28.3-29.1GHzも衛星に付与されているところも拡張予定)

・用途:工場、農業、防災など幅広い

・Huawei:5G CPE,MEC Platformなどフルラインでローカル5G用の製品群を持っている

ー構内光の製品があり、光スイッチ、光スプリッタなどを準備しており、企業の構内系はLANケーブルから光に今後変わる

光の伝送距離は、20kmで稼働部品がないので故障もなく、一度投資すれば交換不要

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3.問い合わせ先

当社の強み

・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。

・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。

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スペクトラム・テクノロジー株式会社

https://spectrum-tech.co.jp

電話:04-2990-8881

email:sales@spectrum-tech.co.jp

担当:村上


Spectrum Technology

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